遺産分割協議が無効とされるケース

query_builder 2025/02/21
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遺産分割協議は、相続人全員の合意に基づき遺産を分ける重要な手続きです。
しかし、特定の条件を満たさない場合、協議が無効となることがあります。
そこで今回は、遺産分割協議が無効とされる代表的なケースについて紹介します。
▼遺産分割協議が無効とされるケース
■相続人が全員参加していない
遺産分割協議には、すべての相続人が参加しなければなりません。
1人でも参加してなかった場合、その協議は無効とみなされます。
例えば、一部の相続人が協議に呼ばれていなかった場合や、存在が認識されていなかった場合が該当します。
また未成年者が相続人である場合は、親権者や特別代理人が協議に参加しなければなりません。
■詐欺や脅迫が行われた
協議の過程で詐欺や脅迫があった場合、その協議は無効とされる可能性があります。
遺産の一部を隠していたり、特定の相続人へ不利な内容を強制したりする行為が問題となるためです。
もし相続人が自由な意思で合意できなかったと判断されると、協議が成立しても後から無効を主張されることがあります。
■内容が法律に違反している
遺産分割協議の内容が法律に違反している場合、その協議は無効となります。
例えば、相続人全員の同意がない場合や遺留分を侵害する内容、または公序良俗に反する契約内容が含まれている場合などです。
このような協議は無効とされ、再度適切な分割が求められます。
▼まとめ
遺産分割協議が無効となるケースは、下記の通りです。
・相続人全員の参加がない
・詐欺や脅迫があった
・内容が法律に違反している
箕面市の『ロータス税理士事務所』は、相続税や贈与税をはじめとした幅広い税務サービスを提供しています。
一人ひとりに寄り添った対応を心掛けておりますので、お困りの際はご相談ください。

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