遺言書が無効になるケース

query_builder 2025/02/09
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遺言書は、相続をスムーズに進めるうえで重要な証明書です。
そのため、遺言書が無効になってしまうと、相続トラブルに発展する場合もあります。
そこで本記事では、遺言書が無効になるケースについて解説します。
▼遺言書が無効になるケース
■日付がない
遺言書の日付が必須事項のため、記載がない場合は無効になってしまいます。
複数の遺言状が見つかった場合、日付が記載されていないとどれが最新のものか判断できないためです。
■内容が不明確
遺言書の内容に矛盾が生じていたり曖昧だったりすると、無効になるでしょう。
そのため、どのような財産を誰に相続させるのかを明確に記載する必要があります。
■共同で書かれている
一つの遺言書を共同で作成すると、無効になります。
遺言制度に定められた「最終意思の確保」ができなくなる恐れがあるため、法律で禁止されているのです。
■遺言者の意思能力の欠如
作成者が内容を理解できない状態で作られた遺言書は、無効になってしまう場合があります。
そのため、遺言能力があるうちに作成しておくことが重要です。
▼まとめ
遺言書は、作成日が記載されていなかったり内容が不明確だったりすると、無効になるケースがあります。
また共同で書かれたものや意思能力が欠如した状態で作成された場合も、無効となってしまうでしょう。
『ロータス税理士事務所』は、箕面市で税金に関する幅広いご相談を承っております。
複雑なケースにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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