みなし相続財産の種類とは

query_builder 2025/01/01
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相続税を計算するうえで相続財産を把握することは重要ですが、とくにみなし相続財産には注意が必要です。
どのようなものが該当するのか、あらかじめ把握してスムーズな申告を行いましょう。
今回の記事では、みなし相続財産の種類について解説します。
▼みなし相続財産の種類
■生命保険金
生命保険金は、みなし相続財産として取り扱われることが多い財産の一つです。
ただし保険料を支払っていたのが被相続人でなかった場合、課税されるのは相続税でなく所得税または贈与税となるため確認が必要です。
■死亡退職金
被相続人の死亡により勤務先から支払われる死亡退職金も、みなし相続財産と判断されます。
また亡くなってから3年が経過して受け取った退職金は、所得税が課税されるため注意が必要です。
■その他のみなし相続財産
被相続人の個人年金や投資信託により得た利益なども、みなし相続財産として扱われます。
また死亡に対して支払われる弔慰金は基本的に非課税ですが、一定額を超えると死亡退職金として扱われ、みなし相続財産の対象です。
▼まとめ
みなし相続財産には、生命保険金・死亡退職金などのほか、個人年金や投資信託による利益なども含まれます。
また場合によっては、相続税ではなく所得税や贈与税となる場合もあるため、あらかじめ把握しておきましょう。
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